2007年9月27日木曜日

川越検定、2008年2月実施

06月25日 読売新聞

 埼玉県の川越商工会議所は、川越の歴史、文化、産業などの知識を問う「小江戸川越検定」を来年2月17日に、市内の大学を会場に実施すると発表した。

 検定は、会議所、市、観光協会の3者でつくる検定委員会が主催。初回は基礎的な知識を問う3級検定を実施する。「蔵造りの街並みの写真はどれ?」「『時の鐘』の隣は何の店?」といった設問の一部を、今秋に発表。市や観光協会が発行する観光パンフレットなどから4択マークシート方式で50問程度を出題する。来年度以降、2級、1級と難易度の高い検定も行う。

 検定前に市内の観光施設や文化財などを会場に、検定に出そうな知識を深めてもらう「小江戸川越講座」を予定している。老舗料亭で食事しながら川越のお座敷文化を知ってもらう「小粋な川越講座」などの計画もあり、会議所の今西芳夫観光・産業推進委員長は「川越の良さを味わいながら、検定に合格してもらいたい」と話している。

 検定は、正解率70%以上で合格とし、認定証を交付する。詳しい募集要項は10月ごろに会議所のホームページなどで公表。問い合わせは、会議所業務課(049・229・1820)へ。