2007年9月27日木曜日

蔵造りの町並み、歩行者天国を検討

08月31日毎日新聞

  川越市の舟橋功一市長は30日の定例記者会見で、蔵造りの町並みで知られる一番街通りと周辺道路の安全対策について、「一方通行では交通事故が心配」 と 述べ、車の進入を全面規制して歩行者天国の導入を検討することを明らかにした。最終的には土・日曜の日中に実施する考えだが「初めは土曜か日曜の半日を歩 行者天国としたら良いのでは」と話した。
 周辺は徒歩の観光客が多く、以前から「車両の往来が多く危険」と指摘され、市は地元自治会や商店街、川 越署などと検討委員会を設立し今月23日に初会合 を開いた。舟橋市長は会見で、年間1000万人の観光客誘致を目指す市にとって、交通問題は早期に取り組むべき事柄と指摘。検討委の答申前にも全面通行止 めが可能か庁内で検討する。
 また、定期バスの運行や迂回(うかい)ルート、駐車場の確保を課題に挙げ、商店街や県警などとの協議の必要性にも言及した。